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メンテナンス

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インプラントと周囲組織

インプラントはけっして虫歯には罹りません。
インプラントは歯周病のような症状を呈することがあります。

インプラントのメンテナンスを考えるうえで配慮すべき事柄

1981年、Albrektssonらは生物学的封鎖(Biological Seal)としてインプラントに接合しているとしましたが、1991年、Berglundhら生物学的幅径はインプラントの方が大きいことを明らかにしました。

インプラントの生物学的幅径

1996年、BerglundhとLindheによってインプラント周囲では3mmの生物学的幅径を確保する傾向があり、3mm以下の薄い周囲組織では骨の吸収がおきることを証明しました。
インプラント周囲の軟組織には天然歯の生物学的幅径(Biological width)と同様に、生物学的高径(Biological height)がバリアーとして存在し、軟組織がおよそ3mm以下の場合は骨吸収という治癒過程からこの高さを確保することがわかりました。

インプラント周囲は天然歯の歯肉とは異なり、瘢痕組織であり、また歯根膜が存在しないため、血液供給源も結合組織中の毛細血管叢のみであるから、天然歯よりも不利な条件の栄養および代謝システムであり、免疫的観点からも決して強固な構造ではない。

プラークに対するインプラント周囲粘膜の反応

1992年、Berglundh Ericssonらはインプラント周囲粘膜炎を犬をもちいた実験で観察し、天然歯の歯肉炎と比較検証しました。その結果初期においては、歯周組織の方が、免疫反応が強くあらわれ、炎症細胞の波及は結合組織内の炎症細胞浸潤層にとどまるのに対して、インプラント周囲粘膜では、炎症細胞はより深く波及しプラークを除去しないで放置すると骨頂付近まで広がることを明らかにしました。

2002年、Lindeらはインプラント周囲粘膜炎はインプラント辺縁に付着するプラークによる炎症、つまり、天然歯における歯肉炎と同じ原因によることを証明しました。

まとめ

以上、インプラントの弱点ともいえる周囲組織の性格についてエビデンスを並べてみましたが、要点をまとめると、以下のようになります。

  1. インプラント周囲組織は3mm以上の厚みを必要とする。

  2. インプラント周囲組織は天然歯に比較すると防御機構が脆弱である。

  3. インプラント周囲のプラークによる炎症は表在性でなく深部に及ぶ。
    の3点に要約されます。
    また、歯根膜が存在しないことから、

  4. インプラントは適正に埋入されるとオッセオインテグレーションを獲得する。
    つまりしっかりと咬めるが粘弾性に欠ける。

以上4点が長期のメンテナンスを考える上で重要であります。

メンテナンス方法

三者協力のプラークコントロール

プラークコントロールは患者様、歯科衛生士、歯科医師の三者協力で行うものです。
日々のセルフケアにつきましては、歯科医師と歯科衛生士とで立案、ご指導致しますが、実行するのは患者様ご自身をおいて他にありません。
インプラントがなぜ、プラークコントロールを必要とするのかを上記よりご理解のうえ、ぜひとも意識改革をお願い致します。

PMTC

メンテナンスの際は、歯科衛生士は「PMTC」を行います。PMTCは、Professional Mechanical Teeth Cleaningの略語で、専門家による歯の機械的清掃という意味です。
日々のセルフケアの結果を観察し、不足をおぎない、また適切なアドバイスを致します。

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